スポーツマン精神は観る側にも必要だと思った瞬間

連日30度超えの熱さ再来中の関東ですが、昨日、わたしの夏が終わりました。

全国夏の高校野球大会、第99回の決勝が昨日行われ、埼玉県代表の高校が見事優勝を決めました。わたしが応援していた広島県の高校は残念ながら大差で負けてしまい残念でしたが、とても良い試合でした。

今回はホームランが多く、早くから騒がれていた早実の清宮くんは東海大菅生に負けて甲子園に出場できませんでしたが、準優勝となった広島県代表の広陵高校のキャッチャー中村くんはこれまで清原さんが持ち続けていた1大会のホームラン数記録を塗り替えるという偉業を成し遂げました。

ただ走りこむだけとか、ひたすらうさぎ跳びをさせられるような昔のスタイルから、知識や理論に基づいて正しく鍛えるスタイルに切り替わってきた結果なのかなぁと思います。

甲子園球場は連日満員御礼状態。それも年々増えてきているように思います。

高校野球ファンが増えることはとても嬉しいことです。

そんな昨日、わたしの大好きな広島東洋カープは二夜連続のサヨナラ負けを喫してしまいましたが、勝つチームがあれば負けるチームがあるのが当たり前。もちろん自分の応援するチームが勝った方が嬉しいのですが、1チームを愛する以前にそもそも野球全体が好きなので、他球団の選手でも良い選手がいれば脅威ではありますが、そのプレイには見入ってしまいます。

昨夜、試合が始まってまだ1時間も経たない頃、我らがカープの若き四番・鈴木誠也選手が守備で好捕球を見せた直後、着地の際に右足を負傷し、担架で退場となりました。剥離骨折だったことが発表されました。

二夜連続サヨナラ負けなんて、もうどうでもいい。今日勝てば良いんだもの。

でも誠也の剥離骨折はすぐには治らない。治ったとしても一軍の試合に復帰するまでには時間を要することでしょう。

負傷して起き上がれなかった誠也を見て、涙が止まりませんでした。どうかアキレス腱断絶や靭帯損傷ではありませんようにと、全身全霊祈りました。鈴木誠也の凄さ、それは野球の試合における全てのプレイで長けていることだと思います。ホームランを打てる、器用なヒットも打てる、足が速い、肩が強い、しかも元ピッチャーなのでコントロールも良い、そんなにオールマイティーな選手は滅多にいません。

もしそんな彼がアキレス腱断絶なんてことになったら…と昨夜は本当に泣きながら祈りました。

他球団の気になるバッターといえば、巨人の阿部選手(同世代とは思えない活躍期間の長さ)、横浜の筒香選手(すごすぎて脅威。怖すぎるから早く大リーグに行って欲しい)、ソフトバンクの柳田選手(早くカープに来て欲しい)、ヤクルトの山田哲人選手(小柄に見えるのにやっぱり脅威)、外国人選手だと横浜のロペス選手やヤクルトのバレンティン選手、中日のゲレーロ選手もバットにボールが当たればホームランという脅威的存在ですよね。

わたしはどうしたってカープファンですが、昔から他球団にも好きな選手はたくさんいました。元巨人の桑田投手、いっときいたクロマティ選手、元ヤクルトの青木選手、高津投手、、、

別に好きではないんだけれどやっぱり物凄いなぁと思う選手もたくさんいます。野球選手ってやっぱりみなさんプロフェッショナルで、その中でも光る選手は球界の宝、日本の宝だと思うのです。

だから、自分の応援しているチーム以外の選手でも怪我をするというのは見ていられないです。

昨夜の誠也の怪我の一報がYahoo!ニュースにも出始めたとき、起き上がれない誠也を見て喜んでいた横浜ベイスターズファンがいたという文章を見ました。わたしは昨夜はテレビ観戦していましたが、テレビ画面にも喜んでいるベイスターズファンの姿が一瞬見受けられました。

自分のチームにとって脅威的な存在の選手が怪我したら嬉しいなんて、なんてちっぽけな人間なのでしょうね。怒りを通り越して、人としてとても悲しいです。同じ人間として恥ずかしい。

『にわかファン』を責めるつもりは毛頭ないのです。誰だって最初はにわかファンから始まると思うから。でも選手生命を脅かすかもしれない負傷の瞬間に喜ぶなんて、とてもとても残念です。

どうかどうか、あんな恥ずかしいベイスターズファンのような人間が、カープファンの中に居ませんようにとせめて願っています。

 

もちろん、そんな人がベイスターズファンの全てではないことは重々知っておりますよ。

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【ピアノを弾いて美食を極める】を人生のテーマに、年間100ステージを超える演奏活動を続けるアンサンブルピアニスト。こどもの頃から広島カープ一筋。カープへの情熱は「カープ女子」なんて言える可愛いモノとは程遠く、外野から球種を予想して見分け、時にラジオ中継を聞きながら応援するその姿はほぼオヤジ...